検査・測定
目的
平面の滑らかさ(均一性)を示す数値が「平面度」です。
部品の平面部分が、平行である二面の間に、はみ出ることなく収まっていることを要求しています。
JISでの定義は「平面形体の幾何学的に正しい平面からの狂いの大きさ」とされています。
検査内容
<最大ふれ式平面度の測定>
対象の平面において、できるだけ離れた3点を通過する平面をそれぞれ設定し、それらの偏差の最大値を平面度として算出する
<最大傾斜式平面度>
対象となる平面を、平行な平面ではさんだときにできる隙間の値を平面度として算出する
部品の面を「たいら」に加工する際に、その面にどれだけの精度が求められているかを示す指標を算出しております。